認知症と発達障害の接点

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20190102173221.pdf?id=ART0010309414

 

たまには、お勉強を。

神経心理学は、脳と心身の機能についての学問です。

あまり得意ではないですけれど、興味津々。

神経心理学的検査報告書を作成するための神経心理学的検査に関する体形表作成の試み」小海宏之、與曽井美穂 花園カウンセリングセンター紀要

認知症など行われる神経心理学検査で評価される内容と、主に関連する脳の部位、生活障害に加えて、具体的に考えうるケアアドバイスについて述べている。

ケアアドバイスとしては、たとえば、「判断力低下 → 支持的にかかわる」、「同じことを何度も聞く → 自尊心を気づつけずに聞き流す、メモに書いて渡す、貼る」、「イメージ想起困難 → 具体的に指示する」などと具体的に書いてある。

以前から、認知症発達障害の関連について関心があるのだけれど、対応の仕方としては、似通ったことがある。たとえば、「同時処理能力低下 → 一度に複数のことを頼まない」など。

まあ、だったら、あたしなんかは、軽度のある種の認知症がデフォルトで入っているやん!とちょっといじけてしまうのだが、認知症の方々と違って、多少は対処法もわかるし、今のところ進んではいないようだ。(と、いばってみるが、むなしいぞ)。